朗読タイムレスストーリーシリーズ⑤
菊池寛「青洞門物語」
宮沢賢治「永訣の朝」「いてふの実」
※本公演の前売りチケットは完売いたしました。
ご予約をいただきまして誠にありがとうございます。
なお、当日券は開演の30分前より、2階ホール入口にて販売いたします。
予定枚数に達し次第、販売を終了致します。ご了承ください。
概要
◉菊池寛「青洞門物語」
奉公先の主人の妾と恋仲になった市九郎は、手討ちにされかけ咄嗟に主人を殺して、女とともに逃げてしまう。江戸を落ち、峠で茶屋を開きつつ時に人斬り強盗を働いていたが、市九郎は良心の呵責に苛まれ、ひとり家から駆け出した。出家を果たし「了海」と名をかえ贖罪のため諸国雲水の旅に出るが……。
◉宮沢賢治「永訣の朝」
死の床で苦しむ妹が欲しがる雨雪をとるため、賢治は二つの欠けた陶椀を手に、まがったてっぽうだまのように外へ飛び出した。蒼鉛色の雲から沈んでくるみぞれのなか、雪のひとわんを手にした賢治に、妹の思いが聞こえてきて……。
◉宮沢賢治「いてふの実」
ある日の明け方、丘の上のいちょうの木は、霜のかけらが風に流されて飛んでゆく微かな音を聞きました。いちょうの実たちはいっせいに目を覚ましてドキッとしています。このいちょうの木はお母さんでした。今年は千人の黄金色の子供が生れたのです……。
朗読 長尾奈奈
仲代達矢主宰の「無名塾」に二十四期生として入塾。同年『セールスマンの死』で初舞台。以降、舞台、映画と活動の幅を広げている。主な出演作に、ヴァンニャ・ダルカンタラ監督によるベルギー・フランス・カナダ合作映画『KOKORO』、木村文洋監督による『息衝く』がある。また声の仕事には、佐藤大介監督『狭霧の國』があり、オーディオブック声の書店「日本近代文学名作選」のナレーションも務めている。
【作】菊池寛「青洞門物語」、宮沢賢治「永訣の朝」「いてふの実」
【出演】長尾奈奈
【会場】日本近代文学館
【日程】2024年11月9日(土)14時30分開演(14時開場)
【料金】一般 2,000円 高校生以下 1,000円
【一般前売開始】2024年 9月12日(木)
※要予約となります。
※チケットは当日受付にてご精算となります。
※高校生以下は当日要証明書提示。
※お支払いは現金のみとなります。
※開演30分前より開場いたします。お早めにご来場ください。
当日は日本近代文学館にて「編集者かく戦へり」、併設の川端康成記念室にて「川端文学の名作Ⅱ」の展覧会開催日となります。編集者としての菊池寛に関する展示もございます。よろしければ、あわせてご覧ください。(受付一階/拝観料 一般300円、中学生・高校生100円)
【アクセス】
153-0041
東京都目黒区駒場4-3-55(駒場公園内)
・京王井の頭線駒場東大前駅(西口)徒歩7分
・小田急線東北沢駅徒歩10分
・小田急線、東京メトロ代々木上原駅徒歩12分
・渋65/渋55[京王バス]上原二丁目南 バス停より徒歩 4分
【主催】ROUDOKU.TALKER.JP
【協力】株式会社 仕事
◆お問い合わせはこちら